【MIRROR WORLD】
共創プロジェクト/コミュニティ「GEMINI Laboratory」はじまる。
デジタル領域で過ごす時間が長くなる昨今。それに比例するように、あらゆるモノ・コト・ヒトがデータとして記憶され、行き交い、使用されるようになってきています。この流れはさらに加速し、デジタルとフィジカルの領域は曖昧になり、空想と現実、過去と未来、創り手と使い手、様々な境界をも曖昧にしていくはずです。
共創プロジェクト「GEMINI Laboratory」は、そのような世界を捉え、アーティスト/クリエイター、企業、ユーザーと共創し、デジタルとフィジカルの接続・同期を試みるアイデアをプロトタイプし、民主的な社会実装を試みていきます。
「GEMINI Laboratory」の全貌およびアーティストと試作してきたプロトタイプを初公開する本イベントは、テック、アート、アカデミアetc.多彩なフィールドからの先端プレイヤーが登壇し、視覚のみにとらわれずリアルとバーチャルがボーダレスに作用し合うことで生まれる【MIRROR WORLD】の可能性について、ディスカッションを展開。次なる共創アクションへとつないでいきます。
GEMINI Laboratory powered by TOPPAN Inc.
GEMINI は、3つのユニットからなる【MIRROR WORLD】の共創プロジェクト/コミュニティです。
制約や格差を超えて、誰もがミラーワールドに参加し貢献できる場をつくるべく、サロン、イベントなどをオンライン/オフライン開催。豊かさを享受できるようなミラーワールドを実現するために領域を飛び越える共創空間の創出を目指します。
こと視覚によりがちのミラーワールドの表現を、五感すべてに広げ、ミラーワールドの可能性をも広げる。そのためにプロトタイプの開発を外部と積極的にコラボレーションしながら行います。驚きと新たな可能性を生み出すプロトタイプ開発を行なっていきます。
生み出されたアイデアやプロトタイプを高精細かつ安全で、創造性の余白を残した創出体験にすべく、ビジネス、未来に向けたドライブを行います。ミラーワールドの民主化を私たちは目指します。
1993年に『WIRED』誌を共同設立し、以降7年間のエグゼクティブ・エディター。最新作はNew York TimesとWall Street Journalのベストセラーとなった『The Inevitable』。ベストセラーとなった著書に、『ニューエコノミー勝者の条件』(1999、ダイヤモンド社)、『「複雑系」を超えて』(1999、アスキー)、『テクニウム』(2014、みすず書房)他。1984年から1990年まで、雑誌Whole Earth Reviewの発行編集を行う。ハッカーズ・カンファレンスを共同設立者であり、1985年に開始した先駆的なオンラインサービス「WELL」の立ち上げに携わる。2003年にはウェブサイト「Cool Tools」を立ち上げた。
メディア美学者、「武邑塾」塾長。日本大学芸術学部、京都造形芸術大学、東京大学大学院、札幌市立大学で教授職を歴任。1980年代よりカウンターカルチャーやメディア論を講じ、VRからインターネットの黎明期、現代のソーシャルメディアからAIにいたるまで、デジタル社会環境を研究。2013年より武邑塾を主宰。著書『記憶のゆくたて―デジタル・アーカイヴの文化経済』(東京大学出版会)で、第19回電気通信普及財団テレコム社会科学賞を受賞。2017年、Center for the Study of Digital Life(NYC)フェローに就任。著書に『さよならインターネット GDPRはネットとデータをどう変えるのか』(ダイヤモンド社)、『ベルリン・都市・未来』(太田出版)、新著に『プライバシー・パラドックス データ監視社会と「わたし」の再発明』(黒鳥社)がある。現在、ベルリン在住。
1972年、千葉県出身。1996~2000年、安藤忠雄建築研究所。2002~2006年、SHoP Architects(ニューヨーク)を経て、2007年より東京と台北をベースに NOIZ を蔡佳萱と設立、2016年に酒井康介が加わる。2020年、ワルシャワ(ヨーロッパ)事務所設立。2017年、「建築・都市×テック×ビジネス」がテーマの領域横断型プラットフォーム gluonを金田充弘と設立。2025年大阪・関西国際博覧会 誘致会場計画アドバイザー(2017年~2018年)。建築情報学会副会長(2020年~)。大阪コモングラウンド・リビングラボ(2020年)。一般社団法人Metaverse Japan 設立理事(2022年~)。2021年より東京大学生産技術研究所特任教授。
遊びの原理を戦略デザインに活かしながら企業のイノベーションをサポートしている。異なる分野同士を繋げることで生まれる価値や視点を大切にし、その発見をビジネスモデル、体験やブランド戦略として具現化することに努める。
前職では、日本の宇宙スタートアップにて企業のグローバルプレゼンスの向上と月面ミッションの事業化に携わっていた。幼少期を米国と日本、中高時代をスイスで過ごす。米ブラウン大学にて天文学士号を取得。フリーランスのサイエンスライターとしても活動している。
愛知県出身、函館、掛川、美瑛を経てアメリカやカナダで過ごす。アート、ヴィジュアルコミュニケーション、建築を専攻。意匠系建築設計事務所を経てTOPPANに入社。空間設計、プロダクトデザイン、デザインマーケティングに関わりながら、ゲームエンジンを活用した空間シミュレーターを企画。現在は、GEMINI Laboratoryを立ち上げ、ミラーワールド関連の新規ビジネスやコミュニティ作りを目指す。宇宙やSFへの興味が強く、過去にプロボノとして、民間初の月面探査を目指すHAKUTOに参加。現在も宇宙ビジネス創出を支援するSPACETIDEに参加中。ミラーワールドや宇宙というリアルやデジタル、地上や宇宙のぼやけた境界面や曖昧さが研究対象。
建設会社での空間企画デザイン、グローバルマーケティング、新規事業立ち上げなどを経てTOPPANに入社。デザインシンクタンク「C-lab.」創設メンバー。現在、多様なプロジェクトに関わるかたわら、デザインの情報発信を行う。一方、別名での企画デザイン活動では、Maison&Objet“Signature”出展やligne rosetでの商品展開なども行う。ロッキー山脈麓などでのノマド生活の経験から、自然と環境が生活にもたらす豊かさに関心があり、異文化の融合に心が揺れる。FX International Design Awards ”Public Space Schemes”入賞、GD賞他。日本流行色協会「プロダクツ&インテリア」専門家委員。
1985 年生まれ。日建設計/デジタルデザインラボを経て、現在 MIT Media Lab 博士課程兼リサーチアシスタント所属。人とテクノロジーの関係を探りつつ、なかでも"都市という機械" を対象に研究する。分散ヴァージョン管理システムや新しい民主プロセスを参照し、建築や都市における集団的合意形成をサポートするシステムの開発に携わる。
業績としてクーパーヒューイット美術館(米国 NY 州, 2018)や Siggraph(カナダ, 2018)など展示や、WIRED Common Ground Challenge(2021)をはじめ、文化庁メディア芸術祭審査員推薦作品(2014)などの受賞がある。
建築家の木内俊克とデザイナー/プログラマの砂山太一が主宰する建築・美術を軸に企画から設計・制作をおこなう共同体。情報と物質を切り口にデジタルとフィジカルの横断をテーマとしたアプローチを特徴とし、インスタレーション制作から建築設計、展覧会企画や会場構成、ウェブ空間の設計からデータベース構築までを包括的に取り扱う。
アジア最大級のアートブックフェアであるTOKYO ART BOOK FAIR 2020・2021では、COVID-19の影響を受けて実会場での開催が停止ないしは縮小される中、オンライン空間ならではのアートブックフェアのあり方を提案した。日本の戦後住宅を解体・移動・部分的再構築した第17回ヴェネチア・ ビエンナーレ国際建築展日本館展示「ふるまいの連鎖|エレメントの軌跡」では、解体・移動の際に引き起こされる物質と情報の欠損に着目したインスタレーションを制作したほか、建物の部材情報を保存するための3Dスキャニングおよびデータベース構築を行った。また、企画から改修設計までを手がける「新建築 小豆島ハウス」では、3Dスキャニングなど情報技術を介しながら改修をおこなう設計のほか、企画としては、建築を恒久的なモニュメントではなく常に変化するドキュメントとして考えることで、建築の新たな可能性を模索する試みを行っている。
怒りと笑いとテキストエディタを駆使し、さまざまなメディアにハッキングの感覚で挑むアートユニット。千房けん輔と赤岩やえにより、1996年よりインターネット上で活動開始。2000年より活動をインスタレーション、ライヴ・パフォーマンス、イヴェント・プロデュース、コミュニティ・オーガナイズなどへと拡張し、デジタルとアナログ、ネットワーク世界と実世界を柔軟に横断しながら、テクノロジーとユーザーの関係性を露にし、ユーモアのある切り口と新しい視点を携えた実験的なプロジェクトを数多く手がける。2006年《The Road Movie》がアルス・エレクトロニカ ネット・ヴィジョン部門でゴールデン・ニカ賞を受賞。2012年よりIDPWを組織し「インターネットヤミ市」などを手がける。2015年よりニューヨークに拠点を移す。
協力:NowHere
NFT Advisor: toshi / wildmouse
20代後半に上場企業の経営を経験し、30代前半はMITでエンジニアリングを学ぶ。2014年「全人類の超能力の解放」を目的にPsychic VR Labを立ち上げ、VR元年と言われた2016年5月に法人化。経営全般を担う。2017年XRクリエイティブプラットフォームSTYLYのサービスを開始し、2018年3次元空間の"超体験"をデザインする実験プロジェクトNEWVIEWプロジェクト始動。2021年末リアルメタバース構想を発表。空間を身にまとう時代の創造をめざす。
作家、キュレーター。92年東京生まれ。ハーバード大学美術史学科卒業。現代におけるコミュニティの通過儀礼や儀式についてパフォーマンスを中心にボストンで作家活動をしたのち、17年に帰国、国内で作家・キュレーターとして活動。サイトスペシフィックな作品や展示をつくることを中心に、鑑賞者のまなざしの変化を誘発することを目的に制作。作家活動を行う傍ら、ギャラリーなどの展覧会のキュレーションをはじめ、アートスペース新大久保UGO創設者、一般社団法人オープン・アート・コンソーシアム代表理事など。 21年12月から「ソノアイダ#新有楽町」のプログラムディレクターを務める。主な展覧会に「未来と芸術」展(19年、森美術館、Another Farm名義)、「ENCOUNTERS」(20年、ANB Tokyo、キュレーション・作家)、「Dream Play Sequence」(21年、富山県美術館内レストラン「BiBiBi & JURULi」、キュレーション)、Meta Fair #01 (22年、ソノアイダ#新有楽町、企画・運営・キュレーション)など。
1987年生まれ。3DCGやピクセルアニメーション、3Dプリント、VR、NFTなどのテクノロジーを使用し、東洋思想による現代美術のルール書き換えとデジタルデータの新たな価値追求をテーマに作品を制作している。現在はおもに日本仏教をコンセプトに作品制作を行う。京都芸術大学非常勤講師。openseaでNFTシリーズ 「BUSDDHA VERSE」を展開中。
アート・テクノロジー領域のプロデューサー。2018年「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」室長に就任、現在は、森ビル 新領域企画部にて2023年開業の美術館・文化発信施設の企画を担当。一般社団法人Media Ambition Tokyo理事。2025年大阪関西万博シグネチャーパビリオン「いのちのあかし」計画統括ディレクター。祖父は日本画家・杉山寧と建築家・谷口吉郎、伯父は三島由紀夫。
内モンゴル自治区出身、上海育ち。幼少期から日本と中国を行き来する。2011年より北京・上海・シンガポールにてエンタメ業界に従事。カルチャー背景やトレンド分析を起点としたUX設計を得意とし、2017年ブランディングに特化したDIGDOGllc.を立ち上げる。エンタメ事業から商品開発まで多く手がける。 www.chinshonatsuyo.com
1975年愛知県蒲郡市生。北九州市出身。京都大学法学部卒。
1999年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。40万部のベストセラーとなる。以後、一作毎に変化する多彩なスタイルで、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。著書に、小説『葬送』、『空白を満たしなさい』、『マチネの終わりに』、『ある男』等、エッセイに『本の読み方 スロー・リーディングの実践』、『小説の読み方』、『私とは何か 「個人」から「分人」へ』、『「生命力」の行方~変わりゆく世界と分人主義』、『考える葦』、『「カッコいい」とは何か』等がある。最新作は『本心』。
1986年生まれ。専攻は社会運動論。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程・博士課程修了後、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、2015年より現職。著書に『社会運動と若者』『社会運動のサブカルチャー化』『みんなの「わがまま」入門』など。
世界のアートサイエンスを伝えるメディア「Bound Baw」編集長。2010年、サイエンスと異分野をつなぐプロジェクト「SYNAPSE」を若手研究者と共に始動。12年より、東京エレクトロン「solaé art gallery project」のアートキュレーターを務める。16年より、JST/RISTEX「人と情報のエコシステム(HITE)」のメディア戦略を担当。
近著に『ART SCIENCE is. アートサイエンスが導く世界の変容』(ビー・エヌ・エヌ)、共著に『情報環世界 - 身体とAIの間であそぶガイドブック』(NTT出版)、編集書籍に長谷川愛『20XX年の革命家になるには-スペキュラティヴ・デザインの授業』(ビー・エヌ・エヌ)がある。大阪芸術大学アートサイエンス学科非常勤講師。http://boundbaw.com/
国際基督教大学卒。日本アイ・ビー・エムでITエンジニアとしてキャリアをスタート。その後、アドビシステムズでフィールドマーケティングマネージャー、バスキュールでプロデューサーを経て2014年に株式会社HEART CATCH設立。ビジネス・クリエイティブ・テクノロジーをつなぐ“分野を越境するプロデューサー”として自社、スタートアップ、企業、官公庁プロジェクトを生み出している。2020年には米国ロサンゼルスにHEART CATCH LAを設立、米国でのプロジェクトも進行中。
Art Thinking Improbable Workshop Executive Producer 、内閣府日本オープンイノベーション大賞専門委員会委員、武蔵野美術大学 大学院 クリエイティブイノベーション学科研究室 非常勤講師
*こちらのDiscordには、登壇者と視聴者のコミュニケーションチャンネルを設けております。ライブ配信中のコメントは、どなたでも、こちらのチャンネルから記入いただけます。
チャンネルには、登壇者やゲスト、モデレーターが参加し、踏み込んだコメントへの回収や、登壇者がステージ上で話しきれなかった+1の情報をお届けしていきます。コメントを通じて、視聴者のみなさんとライブ配信を実りあるものにしていきましょう!
*当Disocordサーバーは、イベント終了後、GEMIIN のコミュニティサーバーとして運用されます。
*投稿いただいたコメントや累積していく議論は、今後のコミュニティ活動の資産となります。
*GEMINI Communityは、「Co-creating The Mirror World」をスローガンとするオープンミラーワールドコミュニティです。デジタルとフィジカルが接続するボーダレスアタッチメントの実現には、制約や格差を超えて誰もがミラーワールドに参加し貢献できる場と、その境界を飛び越えることができるプレイヤー同士の共創活動が欠かせません。GEMINI Communityは、誰もがリアルな豊かさを享受できるようなミラーワールドを生むための、ミートアップイベント、プロトタイピング活動を行なっていきます。
*GEMINI Community の詳細、およびエントリーのご案内は、イベントの中で発表いたします。